ふるさとの味
- Life with Lights
- 2017年6月28日
- 読了時間: 2分

地元岐阜の郷土料理の朴葉寿司。5月~6月の朴葉の季節に作られます。
甘酢でしめたマスと酢飯を混ぜ、家々の具を乗せて朴葉の葉っぱで包みます。
2年前に亡くなった祖母から習ったレシピと、母から習ったレシピでも微妙に異なっていて、みんな口を揃えて「私のが一番美味しい!」って言ってます。笑
郷土料理なんて私には関係ないやと思っていたのですが、祖母が亡くなってから、ふるさとの味は永遠じゃないんだと痛感し、自分ひとりでも作れるようにと毎年この時期に実家に帰るように決めました。

母。

母が貸してくれる帽子はいつもリボンがついていて可愛い。

大きな朴葉の木から、綺麗な葉っぱを選んで収穫します。

日差しが強いけど風が心地いい。。。

みょうがも祖父の家から収穫。

祖父自慢の水車。 山の水を引いていて、大雨が降ると水車を飛び越えて水が直接鯉の池にINします。笑

採れた野菜を洗うところ。 まだ情緒が何かも分からない子どもの頃でも、水車の回る音と水が流れる音をこの場所から眺めるていると、鼻の奥がツンとなるようなキモチになったのを覚えています。

こんな感じに包みます。 うちは、みょうがと紅しょうがとしぐれをトッピング。
記事を書いていて気づいたけど、紅しょうが入れ忘れていますね。笑
名古屋のお知り合いの方におすそ分けをすると、今年も待ってました!と言ってくださってありがたいです。
(今年は紅しょうがを入れ忘れてごめんなさい。笑)
その時期、その土地でしかいただけないものを作って食べる。
そういうのが一番贅沢だって思える情緒的な歳になりました。笑
また来年。
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