repair of glass candle
- Life with Lights
- 2016年9月12日
- 読了時間: 3分

こんな風にグラスキャンドルが途中で灯らなくなってしまったという経験ありませんか。
いろんな原因がありますが、誤った灯し方をしているのが多くの原因です。
ぜひ正しい灯し方を試して、最後までお気に入りのキャンドルを楽しんでいただければと思います。
【正しい灯し方】
ロウだまりがグラスいっぱい広がるまで灯し続けます。

まだまだ

オッケー!
ロウだまりが広がる時間はモノによりますが、だいたい30分~2時間ぐらい。
「モノによる」というのは作り手の意図によって異なります。
香りが早く揮発してほしいキャンドルは早くロウだまりが広がるような素材や芯で作られています。 長時間灯しても安定して少ないススで灯り続けてほしいキャンドルはじっくりロウだまりが広がる素材や芯で作られています。
Life with Lightsのキャンドルは長く灯しても安定して灯るよう、1時間半~2時間でロウだまりいっぱいに広がる設定でお作りしています。 のんびりお友達と夕食どきに語らっても大丈夫ですよ。^^
買ってはじめて灯すときは何時間でロウだまりがいっぱいになるキャンドルなのか計ってみるといいですね。
厳密に計らなくても「早めに広がるのか」「じっくり時間をかけて広がるのか」程度でもいいので知っておくと、次に灯すときの目安になります。
【途中で灯らなくなってしまう原因】 火をつけたり消したりを短いスパンで繰り返すと灯らなくなります。

ロウだまりが十分に広がる前に消したりつけたりを繰り返すと、ご覧のとおりロウの壁ができてしまいます。 酸素がうまく行き渡らなくなり、炎の熱でロウの壁が溶け出し、芯がロウで埋まってしまい火がつかなくなります。
【灯らなくなったキャンドルの修復方法】 準備するもの 軍手・ヒートガンまたはドライヤー・紙コップ・スプーン
※作業中はグラスが熱くなるので必ず軍手をして行います。


まず、キャンドルの上部をヒートガンで温めます。(極端にガラスに近すぎると割れる可能性があるので、離して温めます)

溶けてきたら紙コップに捨てます。(排水溝には捨てないでください)

温めていくうちにロウは柔らかくなっているので、外側をスプーンでほじくり出します。表面が平らになるよう、ヒートガンで温めて→捨ててを繰り返します。

芯が6mmほど出たら修復完成です!

息を吹き返しました!
今回紹介したのは「灯し方」の内容でしたが、販売されているキャンドルのなかには、グラスいっぱいにロウだまりが広がらないようにあえて設定されたキャンドルや、芯や素材選びが間違っていて灯らなくなってしまうキャンドルもあります。 あと、気温や土地でロウが溶けかたが違ったりと、さまざまです。
家に迎え入れたキャンドルの特徴を知って仲良く付き合っていくと愛着が沸きますよ!
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