キャンドルを安全に楽しむポイント
- Life with Lights
- 2014年9月15日
- 読了時間: 3分
キャンドルと聞いて、真っ先に「火災が不安」と思う方も多いのではないでしょうか。
消防庁が発表した平成24年火災データによると、全国の建物火災のうち、「灯火」(ともしび)による火事の割合は全25,525件中481件で全体の1.9%を占めたそうです。9番目に多い火災原因です。(ちなみに1位はこんろ15.2% 、2位はたばこ10.0% 、3位は放火9.8%)
キャンドルを作るものとして無視できない数字です。
今回は安全にキャンドルを楽しむためのお話をさせてください。
実は私は5年前くらいまではキャンドルをつけていると火災が不安で不安で、つけてもすぐ消してしまうほどでした。自身でキャンドルを作りはじめ、キャンドルの安全性への配慮や工夫を学ぶごとに不安を克服し、今では毎日楽しめるほどになりました。
(それでも今でも、寝る前や外出時には2回以上は指差し確認をして消灯確認をしています…)
では不安をやわらげる方法を3つに分けてご紹介します。
1 キャンドルを灯す専用スペースを決めておく
ダイニングテーブルにも、キッチンカウンターにも、リビングテーブルにも…。と灯す場所がばらばらですと、「あれ!?あそこ消したっけ?」と不安になりがちです。
お気に入りのキャンドル専用スペースを決めておくと、消灯確認が一箇所で済むので消し忘れの不安が和らぎます。

必ず目の届く場所がオススメです
2 炎が露出しないキャンドルを選ぶ
炎が露出しているキャンドルは、周辺に燃えやすいものがなくても不安になりがちです。
一番のオススメは瓶に入ったキャンドルです。炎が露出しないため見た目の不安が和らぎます。

3 日の明るいうちにキャンドルを灯す場合は灯っているかどうか分かりやすいキャンドルを選ぶ
夜、キャンドルを楽しんだ後の消灯確認は、電気を切れば、灯っているのか消したのかが一目瞭然ですが、昼間に灯したキャンドルは、周りが明るいためそれが分かりづらいです。
外側が透けにくいピラーキャンドルを灯すよりも、灯っているのが分かりやすい直径の小さいキャンドル、瓶入りキャンドル、フローティングキャンドルなどがオススメです。


キャンドルを灯したいけど不安…という方は是非参考にされてみてください。
あとは、消灯確認の際、「キャンドルよーし!キャンドルよーし!」と指差し確認をすると安心して眠りにつけますよ。
以下は必ず守る注意事項となります。是非ご覧ください。
・炎の上や、周囲に燃えやすいものは置かないでください
・キャンドルの底は必ず不燃材(お皿やトレー)をお敷きください(容器入りキャンドルは除く)
・就寝時、席を離れる時には必ず消火してください
・不安定なところに置かず水平な場所でご使用ください
安全に灯して楽しい時間をお過ごしください
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